女子テニスのベット１オープン（ドイツ/ベルリン、芝、WTA500）は１８日、シングルス準々決勝が行われ、第７シードのＶ・アザレンカが世界ランク２６位のＪ・ペグラ（アメリカ）を2-6, 5-7, 6-4のフルセットで破り、ベスト４進出を果たした。会見で「逆転することができてよかった」と明かしている。

＞＞アザレンカ 選手に向け声明＜＜

この試合、自身のサービスゲームで9回のダブルフォルトを犯したものの、ファーストサービスが入った時に６９パーセントの確率でポイントを獲得したアザレンカ。リターンゲームでは６度のブレークに成功し、１時間４９分で試合を制した。

試合後の会見でアザレンカは「第３セットで成功したことが本当にうれしい。試合の序盤、第１セット、第２セットの中盤はとても良いプレーができた。その後、相手がいくつかのショットを狙ってきたので、スピードが落ちて、同じミスを繰り返しすぎたように感じた。でも、逆転することができてよかった」と語った。

また、「芝の上での試合はあっという間で、１回か２回のブレークでもう難しくなってしまう」と芝コートでの難しさも口にした。

勝利したアザレンカは準決勝で世界ランク１０６位のＬ・サムソノワ（ロシア）と対戦。サムソノワは同２６位のＭ・キーズ（アメリカ）をフルセットで破っての勝ち上がり。

同日に行われたベット１オープンでは、第６シードのＧ・ムグルサ（スペイン）を4-6, 6-3, 7-6 (7-5)の逆転で破った世界ランク６３位のＡ・コルネ（フランス）、世界ランク３４位のＥ・アレクサンドロワをフルセットで破った第５シードのＢ・ベンチッチ（スイス）が準決勝進出を決めている。

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