男子テニスのシンチ・チャンピオンシップス（イギリス/ロンドン、芝、ATP500）は１５日、シングルス１回戦が行われ、第２シードのＤ・シャポバロフ（カナダ）が世界ランク２０７位のＡ・ヴァキッチ（オーストラリア）を7-6 (7-5), 7-6 (7-4)のストレートで下し、２０１７年以来４年ぶり２度目の初戦を突破した。

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２２歳のシャポバロフはこの試合、２０本のサービスエースを放つなどしてファーストサービスが入ったときに９０パーセントと高い確率でポイントを獲得。互いにブレークを許すことなくタイブレークにもつれるも取り切り、１時間３８分で勝利した。

男子プロテニス協会のATPは公式サイトでシャポバロフのコメントを掲載し「簡単な試合ではもちろんなかった。ここの芝に戻ってきて勝てたのはとてもうれしい。ここではとてもいい思い出もあるんだ」と語った。

「芝シーズンはリズムを掴むのが難しい。サービスが大切になってくる。今日は互いによかったから勝てたのはラッキーだった。どちらが勝ってもおかしくなかったから、とにかくよかったよ」

２回戦では世界ランク６４位のＦ・ロペス（スペイン）と対戦する。ロペスは１回戦で同１５５位のＩ・マルチェンコ（ウクライナ）をストレートで下しての勝ち上がり。

同日の１回戦では第１シードのＭ・ベレッティーニ（イタリア）、第４シードのＡ・デ ミノー（オーストラリア）、第６シードのＤ・エヴァンス（イギリス）、第８シードのＦ・フォニーニ（イタリア）、世界ランク３７位のＭ・チリッチ（クロアチア）らが２回戦へ進出した。

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