HOME → レッスンTOP → スペシャルコラムTOP → ボレーの極意と心構え 上巻 |
|
SPECIAL COLUMNS |
|
Vol.10 ボレーの極意と心構え 上巻 |
|
技術やフォームはあまり気にしない。違和感をなくし、ネット前の居心地を重視する |
|
ここまで「ボレーを楽しく感じる」こと、そしてそれに欠かせない「タッチ&フィール」をできるだけ早い時期から意識することが大切だと述べてきた。ここからはそのための練習法や試合での心構えなどを紹介しよう。まず練習法から。 ボレーを楽しく感じるためには、いきなり負荷をかける練習は禁物だ。負荷のかからないメニューをこなし、その中で「タッチ&フィール」の快感や気持ち良さを感じるようにしたい。 ではどんなメニューか。たとえばボレー対ボレーのメニューは、この場合は不可。時間的な余裕がないし、ボールをとにかくつなぐことに意識が集中してしまうので、「タッチ&フィール」を養えない。練習メニューとしては、ボレー対ストロークのミニテニスのほうが望ましい。しかも全力ではなく、互いに 30~50%の力加減で、伸びや威力を求めない設定で行なう。いわばボールと遊ぶことがこのメニューの最大の目的となる。 試合での心構えは、とにかくネットに出る機会を増やすこと。ボレーを楽しく感じるためには、試合での成功体験は絶対に欠かせない。成功体験とはいっても、得点ではない。たとえ決まらなくても、とにかく気持ち良いボレーを試合で何本打つことができたか。その蓄積が重要なのだ。逆に、なまじっか成績が出てしまうと、練習ではボレーできても、試合ではなかなかネットに出る勇気は持てない。出てもネットポジションでは居心地の悪さを覚えてしまう。その違和感や居心地の悪さを感じる前に、とにかくどんどんネットに出て、ひとつでも多くの成功体験を積み重ねることが大切なのだ。 |
|
|
|
|
|
|
|
スペシャルコラム 一覧
Vol.29実戦想定球出しメニュー 下巻 Vol.28実戦想定球出しメニュー 上巻 Vol.27パートナーの体格・特徴別ダブルスでの心構えと戦略 下巻 Vol.26パートナーの体格・特徴別ダブルスでの心構えと戦略 上巻 Vol.25誰にでもできる簡単ネット予測 シングルス 下巻 Vol.24誰にでもできる簡単ネット予測 シングルス 上巻 Vol.23上級者の甘い罠に気をつけろ! Vol.22トスは前に上げすぎてはいけない! Vol.21次の対戦相手の試合の見方 Vol.20試合でも使えるミス矯正法 Vol.197つのステップアップ・サービスメニュー Vol.18あなたのボレーはシングルス向き?ダブルス向き? Vol.17最先端テクニックの落とし穴 Vol.16急造ペアの即席コンビネーション Vol.15流れや展開を読む 下巻 Vol.14流れや展開を読む 上巻 Vol.13テニスの身体 下巻 Vol.12テニスの身体 上巻 Vol.11ボレーの極意と心構え 下巻 Vol.10ボレーの極意と心構え 上巻 Vol. 9 スライスで翻弄せよ Vol. 8 逆をつくサービス・コンビネーション Vol. 7 メンタルステージの高め方 下巻 Vol. 6 メンタルステージの高め方 上巻 Vol. 5 安定感を高めるアドバイス集 Vol. 4 Serve&Volleyの傾向と対策 シングルス 後編 Vol. 3 Serve&Volleyの傾向と対策 シングルス 前編 Vol. 2 シングルスプレイヤーのためのダブルス戦略 Vol. 1 こんなとき、パートナーになんて言う? |
© 2011 Fubic Corporation. All Rights Reserved.