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Vol.10 ボレーの極意と心構え 上巻

早い段階からタッチ&フィールを意識し、研ぎ澄ましていくことが大切
ここまで、愛好家がテニスを楽しむために、いかに「タッチ&フィール」が重要かを述べてきた。次からは、そのコツ、注意点などを紹介しよう。
「タッチ&フィール」はボレーに伸びを加味する要素で、リラクセーションを前提とした技術と言える。指先、手、腕全体、肩など、おもに上肢が脱力していないとタッチは発揮できない。簡単にいえば、最初からずっとグリップを強く握りしめていてはタッチの感覚は向上しない。これは理屈ではないが、多くの人が実感している事実だ。
また脱力だけではなくて、インパクトの瞬間に力を込める必要もあるが、どの程度力を込めるかが問題。もちろん飛ばしたい距離によって力の入れ具合は違ってくるが、それは計測することはできない。これぐらい力を入れるとこれぐらいボールが飛ぶという感覚は、練習で培うしかないのだ。
もちろんボレーに必要なのは「タッチ&フィール」だけではない。前述したとおり、インパクトでの面の角度もおろそかにできない要素。面の角度は、コントロールを担っている。だが、「伸び」と「コントロール」のどちらを優先すべきかを考えたとき、愛好家は「伸び」を優先すべき、とここでは述べておきたい。そのほうが将来性が高いからだ。
「タッチ&フィール」は意識しないと身につかない。そして「タッチ&フィール」は腕前が上がれば上がるほど、身につけるのに時間がかかる。逆に「面の角度」は単に技術的なことなので、あとからでも修正がきく。優先順位は「タッチ&フィール」が高い。
サンプラスの肘を柔らかく使った伸びのあるフォアボレー
インパクトからフィニッシュまで、右肘を曲げながら柔らかく使って、ボールに伸びを加味しているサンプラスのフォアボレー。力が入っていると、こううまくは肘を使えない。リラックスして打っている典型的なボレーだ
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(テニスジャーナル 2003年10月号)
© SKI Journal Publisher Inc.

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