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Vol.6 メンタル・ステージの高め方・その考え方 上巻

2回戦では一転してプラス思考になりやすい

前述したように、1回戦は緊張感に包まれた中での試合となる。その中で勝ちきることで、緊張感はかなりほぐれてくる。誰にとっても、1回戦負けはきつい。できれば避けたいものだ。たとえば1回戦負けを喫したとき、口をついて出るのは反省の言葉ばかり。ああすれば良かった。あれができなかったのが、敗因だ。このように、どうしてもマイナス思考になりがちだ。

しかしそれだけに、ここを勝ちきると精神状態は一気にプラスに転じる。心理的に思い切ったプレイができる状況となりやすい。とくに2回戦。2回戦ではまだシードと当たることは少ない。相手はまだ対等のレベルであることが多い。つまり気後れしないため、思い切ることができるのだ。

また、初戦の不安要素だった会場やサーフェスへの慣れも、プラス思考を後押ししてくれるに違いない。

勝敗にかかわらず、前向きな気持ちで終わるのが3回戦

しかし3回戦ともなると、そうはいかない。相手はシード選手である可能性が高い。たとえそうでなくても、そこまで勝ち上がってきているのだから、実力者であることは確実。むずかしい試合になるだろう。

とはいえ、こちらも1、2回戦を勝ち抜き、気分的にはかなり上向き。自分のプレイに自信が芽生え始めてもいる。名前負けはしたくない。少なくとも1回戦でその(シード)選手と対戦するときよりも、いいプレイができるのはほぼ間違いない。失うものは何もないのだ。

つまり環境的には大胆なプレイできる条件がそろっているのが3回戦あたり。たとえ負けても、実力者、もしくはシードが相手なだけに、納得もできる。勝っても負けても、ステップアップに向けて、前向きな気持ちで思い切り戦うことができるのが、3回戦である。
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(テニスジャーナル 2003年11月号)
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