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復帰戦黒星の西岡良仁「悪くなかった」

西岡良仁
西岡良仁
画像提供: tennis365.net
男子テニスの木下グループ ジャパンオープンテニス チャンピオンシップス2026(日本/東京、ハード、ATP500)は28日、シングルス予選1回戦が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場した世界ランク210位の西岡良仁は予選第2シードのS・チチパス(ギリシャ)に5-7, 2-6のストレートで敗れ予選敗退となり、約7ヵ月ぶりとなった復帰戦を白星で飾ることはできなかった。試合後、西岡は「悪くなかったと思います」と試合を振り返るとともに、今季限りでの現役引退を表明している同436位の錦織圭への思いを語った。

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2試合に勝利すると本戦入りすることができるこの予選。

31歳の西岡は、2月のデルレイビーチ・オープン(アメリカ/デルレイビーチ、ハード、ATP250)で敗れて以降、負傷によりツアーを離脱していたが、今大会で約7ヵ月ぶりにツアーに復帰した。

世界ランク44位のチチパスとの顔合わせとなった予選1回戦、西岡は7度のブレークポイントを凌ぐ粘りを見せたものの、第1セットで2度、第2セットで3度のブレークを許し、1時間26分で敗戦となった。

復帰戦を白星で飾ることはできなかった西岡だったが、会見では「悪くなかったと思います」と語った。

「やはり復帰戦で彼(チチパス)っていうのもなかなか厳しかったです。スピードだったりショットの威力だったりっていう練習はできてなかったので、そこが1つの不安要素でした。 本当に復帰できるかどうかっていうところを今日の試合とかも含めて、すごい考えていてました」

「結論、そこまで肩には負担はなかったと思っているので、このままもう少し試合にも出ていけると思います。結果というよりも、今後自分がどれだけ戦っていけるのかを考えたときに、今日の試合でここまでできたので、もう少しずつ試合勘だったり、昔自分がなぜ試合に勝てたのかを思い出していく作業が、ここから試合を重ねて戻していくところだと思います。比較的、自分の中ではかなりできた方の試合だったかなと思っています」

また、同大会の本戦に出場する錦織の現役引退についてコメントを求められた西岡は次のように語った。

「正直、まだあまり実感が湧かないですね。圭くんはずっと小さい頃から近くで見させてもらって、たくさん練習して、一緒に汗をかかせてもらいましたし、やっぱりずっと見ていた人が急にいなくなるっていうのは、現実感があまりないです。圭くんに限らず、どんな選手でもどこかで終わりがあるっていうのはアスリートの宿命だと思うので、今回の圭くんの引退でそれを改めて感じています」

「自分もツアーで戦ってきて、圭くんがたくさん優勝している、グランドスラムで全部ベスト8以上にいっているという結果を見てきました。でも、いざ自分が同じツアーで戦って、同じように結果を出そうとトライしたときに、それがどれだけ現実離れしていることなのかをかなり感じました。だから、圭くんが異常値だったというところは、同じ大会に出て近くで見ているからこそ、なおさら分かるものがあると思います。Big4のレベルの中に入り込んで、結果を残し続けた選手の1人だと思います」

「やっぱり、あの体格の中で持てる最大値を追求した結果が、あのテニスになったんだと思います。タイミングの速さだったり、相手との距離感の詰め方だったり、テンポの速さは、本当に誰にも真似できないものだと思います。誰もができるのであれば、圭くんはそこまでの結果を残せていないと思うので、そこが人とはすごく外れているところなんじゃないかなと思います」

「だから、圭くんがツアーからいなくなるって考えると、やっぱり寂しいですし、自分自身のことも少し考えるようになりました。自分もいつか『もうこれ以上勝てない』とか、『ここまでが自分の持っている限界だ』と思って辞めたいと思うので、どういう終わり方をしたいのかを改めて考えさせられる瞬間かなと思います」

「最後の瞬間まで試合はもちろん見たいと思っています。正直、8割ぐらい泣きそうな気はしますけど、やっぱり選手として、その瞬間に立ち会いたいです」


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