パリオリンピック(フランス/パリ、レッドクレー)は31日、テニス競技の男子シングルス3回戦が行われ、第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)が世界ランク70位の
D・ケプファー(ドイツ)を7-5, 6-3のストレートで破り、ベスト8進出を果たした。試合後、ジョコビッチはオリンピックについて「観客、雰囲気、(国旗)色彩、全てが違うんだ」と語った。
>>錦織 圭/柴原 瑛菜ペア 混合複の準々決勝 1ポイント速報<<>>青山 修子/柴原 瑛菜ペア 女子複の2回戦 1ポイント速報<<>>【一覧】パリオリンピック テニス 全種目ドロー<<37歳で世界ランク2位のジョコビッチがオリンピックに出場するのは5大会連続5度目。最高成績は2008年の北京オリンピック(中国/北京、ハード)での銅メダルとなっており、今大会では悲願の金メダルを狙っている。
今大会では1回戦で
M・エブデン(オーストラリア)を6-0, 6-1、2回戦で元世界ランク1位の
R・ナダル(スペイン)を6-1, 6-4で下し2試合ともストレート勝ちで3回戦に駒を進めた。
この試合の第1セット、ジョコビッチは第4ゲームで絶妙なドロップショットを決めブレークに成功。直後の第5ゲームでブレークバックを許したものの終盤となる第12ゲームで2度目のブレークを奪い先行する。
続く第2セットでは第2ゲームでブレークに成功。自身はファーストサービスが入った時に94パーセントの高い確率でポイントを獲得し1度もブレークポイントを与えず、1時間37分で勝利した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにジョコビッチのコメントを掲載し「オリンピックで母国を代表できることは大変光栄なこと。素晴らしいスポーツイベントだよ。僕たちは毎年このスタジアムで全仏オープンをプレーしているけど、観客、雰囲気、(国旗の)色彩、全て違う。良い意味でね。全仏オープンの観客はテニスにとても精通していて情熱的だけど、オリンピックの観客は何か違うね」と語った。
「世界中の人々が選手を応援するためにやってくる。本当に様々な国籍の人がいて、見ていてとても美しい。まだトーナメントに残れてうれしいよ」
また天候について「びしょ濡れだよ。昨日もそうだったけど、今日はとても湿度の高い日だね。雨が降って気温や空気が少し涼しくなることを願うだけだよ。僕も対戦相手も同じ環境なので、ベストを尽くさなければならないね」と言及した。
なお、勝利したジョコビッチは準々決勝で第8シードの
S・チチパス(ギリシャ)と対戦する。チチパスは3回戦で第12シードの
S・バエス(アルゼンチン)を7-5, 6-1のストレートで下しての勝ち上がり。
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