テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は12日、ジュニア部門の男子シングルス準々決勝が行われ、18歳でジュニア世界ランク50位の本田尚也が同21位のR・ホダル(スペイン)を6-4, 6-4のストレートで破り、グランドスラムのジュニア部門で初のベスト4進出を果たした。
>>アルカラスvsメドベージェフ 1ポイント速報<<>>ジョコビッチvsムセッティ 1ポイント速報<<本田は今年1月から2月に開催されたJ100マナコル(スペイン/マナコル、ハード、ITFジュニア100)で2週連続優勝。マッチ10連勝を飾り、今年3月には自己最高となるジュニアランキング43位を記録した。
その後、先月の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)でグランドスラムのジュニア部門に初挑戦。単複に出場したものの、いずれも初戦敗退となっていた。
しかし今大会は1回戦で第11シードのM・トボン(コロンビア)、2回戦でジュニア世界ランク70位のM・フォーブス(アメリカ)、3回戦で同23位のH・バーネット(スイス)を下し8強入りを決めた。
そして準々決勝の第1セット、本田は第1ゲームでブレークを奪うも直後の第2ゲームですぐさまブレークバックを許す。それでも第5ゲーム、ホダルのミスからブレークチャンスを掴むと最後もホダルがフォアハンドショットをミスし2度目のブレークに成功。このリードを守り切り先行する。
続く第2セット、開始からブレークチャンスを掴んだ本田は第5ゲームでブレークに成功。直後の第6ゲームでブレークバックを許したものの終盤となる第9ゲーム、ミスが目立ったホダルから2度目のブレークを奪い、1時間15分で勝利した。
勝利した本田は準決勝で第2シードのN・ブドコフ ケアー(ノルウェー)と対戦する。ブドコフ ケアーは準々決勝で第10シードのM・ムルヴァ(チェコ)を7-6 (7-2), 6-4のストレートで下しての勝ち上がり。
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