男子テニスのBNPパリバ・プリムローズ(フランス/ボルドー、クレー、ATPチャレンジャー)は15日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク77位の
A・マレー(イギリス)は予選勝者で同219位のK・ジャケ(フランス)と対戦したが、ジャケが第2セット途中で棄権したためマレーが初戦突破を決めた。スコアはマレーの7-5, 2-0。
>>ダニエル 太郎、マレーら出場 BNPパリバ・プリムローズ組合せ<<>>ズベレフ、チチパスらBNLイタリア国際組合せ<<>>シフィオンテク、ガウフらBNLイタリア国際組合せ<<37歳のマレーは3月のマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)で2試合に勝利するも、3回戦で足首の靭帯を負傷し敗退。
その後、復帰を目指しリハビリを重ねたマレーは今大会が約2ヵ月ぶりの復帰戦となった。会場での練習では長年使用してきた「HEAD」のラケットではなく「YONEX」のラケットを使用していたマレーは1回戦でも「YONEX」のラケットを使用。ステンシル(ラケット中央のマーク)が無いものを使い試合に挑んだ。
第1セット、マレーは3本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに88パーセントの高い確率でポイントを獲得。ジャケにブレークポイントを与えないプレーを見せると、リターンゲームでは終盤に1度ブレークに成功し、先行する。
第2セットでは2ゲームを連取した時点でジャケが棄権を申請し、1時間4分で勝利となった。
2回戦では世界ランク115位の
G・バレール(フランス)と対戦する。バレールは1回戦で同104位の
A・ラモス=ヴィノラス(スペイン)をストレートで下しての勝ち上がり。
同日には第5シードの
D・エヴァンス(イギリス)や世界ランク82位の
ダニエル太郎らが初戦突破を決めている。
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