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ジョコ撃破に「何が起こったのか…」

アレハンドロ・タビロ、ノヴァーク・ジョコビッチ
(奥から)タビロとジョコビッチ
画像提供: ゲッティイメージズ
男子テニスのBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)は12日、シングルス3回戦が行われ、第29シードのA・タビロ(チリ)が第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)を6-2, 6-3のストレートで破り、ベスト16進出を果たした。

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今大会、初戦の2回戦で世界ランク59位のY・ハンフマンをストレートで下し3回戦進出を決めていたタビロ。3回戦はBNLイタリア国際6度の制覇を誇る世界ランク1位のジョコビッチとの激突となった。

この試合、タビロは4本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに77パーセントの確率でポイントを獲得。ジョコビッチに1度もブレークポイントを与えないプレーを見せると、リターンゲームでは5本のダブルフォルトを犯すジョコビッチに対し4度のブレークに成功。1時間7分で快勝し、16強入りを決めた。

男子プロテニス協会のATP公式サイトにはタビロのコメントが掲載されている。

「信じられないよ。コートに入ったときは、ただ周りを見回してすべてを吸収しようとして、すべてを処理しようとしていた。今やっと目を覚まそうとしているところなんだ」

「僕はただ、緊張の糸を保つこと、スイングし続けることを心がけていたんだ。終わりに近づいていると感じるたびに腕が少しきつくなり、スイングが短くなり始めた。何が起こったのかまだ信じられないよ」

4回戦では第16シードのK・ハチャノフと対戦する。ハチャノフは3回戦で第20シードのF・セルンドロ(アルゼンチン)をストレートで下しての勝ち上がり。

同日には第3シードのA・ズベレフ(ドイツ)や第8シードのG・ディミトロフ(ブルガリア)、第11シードのT・フリッツ(アメリカ)らがベスト16進出を決めている。

一方、敗れた36歳のジョコビッチは今季マッチ5敗目。26日開幕の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)にはディフェンディングチャンピオンとして臨む。


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(2024年5月13日8時43分)



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