男子テニスのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)は27日、シングルス2回戦が行われ、世界ランク74位の
J・メンシク(チェコ)が第9シードの
G・ディミトロフ(ブルガリア)を6-2,6-7 (4-7),6-3のフルセットで破り、大会初出場での3回戦進出を果たした。
>>シフィオンテクらマドリッドOP組合せ<<>>シナー、アルカラス、ナダルらマドリッドOP組合せ<<18歳のメンシクは今大会、1回戦で世界ランク58位のY・ハンフマンをストレートで下し大会初白星をあげ初戦突破。2回戦では同10位のディミトロフと激突した。今大会はシード勢が1回戦免除のためディミトロフはこの試合が初戦となる。
この日の第1セット、メンシクは2度のブレークに成功し先行する。第2セットでは7本のサービスエースを決めるなどディミトロフを2セットにわたりブレーク0に抑えるも、タイブレークで勝利を決め切れずファイナルセットへ。
ファイナルセットではこの試合初のブレークを許したが、リターンゲームでは2度のブレークに成功。2時間34分の熱戦の末に3回戦進出を決めた。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはメンシクのコメントが掲載されている。
「今は言葉にならない。ただ言葉が出ないんだ。これまでで最高のプレーをしたかった。グリゴール(ディミトロフ)はマイアミでもモンテカルロでもいいプレーを見せていた。クレーコートでの彼のプレーは本当にタフななんだ。僕自身はもちろん、チームのみんなも本当によく頑張ってくれた。勝ち星を取れたから、次の試合も続けたいね」
3回戦では世界ランク35位の
F・オジェ アリアシム(カナダ)と対戦する。オジェ アリアシムは2回戦で第19シードの
A・マナリノ(フランス)をストレートで下しての勝ち上がり。
同日には第1シードの
J・シナー(イタリア)や第3シードの
D・メドベージェフ、第5シードの
C・ルード(ノルウェー)、そして元世界ランク1位の
R・ナダル(スペイン)らが3回戦に進出。一方で第6シードの
S・チチパス(ギリシャ)は2回戦で敗れた。
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