男子テニスのダラス・オープン(アメリカ/ダラス、室内ハード、ATP250)は7日にシングルス1回戦が行われ、第8シードの
D・ケプファー(ドイツ)が世界ランク100位の
A・コバチェビッチ(アメリカ)を6-4, 7-6 (7-5)のストレートで下し初戦突破を果たした。この試合、ケプファーはマッチポイントで芸術的なロブを決め試合を締めくくった。
>>【動画】芸術的なマッチポイントに会場どよめき、相手は苦笑い<<>>ダニエル 太郎、西岡 良仁らダラスOP組合せ<<29歳で世界ランク60位のケプファーは今シーズン開幕戦のワークデイ キャンベラ国際(オーストラリア/キャンベラ、ハード、ATPチャレンジャー)で優勝。その後の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)では1回戦で第6シードの
A・ズベレフ(ドイツ)に敗れ初戦敗退となったものの、国別対抗戦デビスカップ ファイナルズ予選にドイツ代表として出場し、ハンガリー相手にシングルスで1勝を挙げ勝利に貢献した。
迎えた今大会の1回戦、第1セットでケプファーはファーストサービス時に84パーセントの確率でポイントを獲得し相手にブレークを許さず、リターンゲームでは第7ゲームでブレークを奪い先行する。
第2セット、両者ともにミスの少ない安定したプレーを披露し勝負はタイブレークにもつれ込む。タイブレークでも互いにミニブレークを与えずケプファーが6-5で先にマッチポイントを迎える。ここでケプファーはコバチェビッチのサービスを何とか返球すると、最後は前に詰めてきた相手の頭上を抜く芸術的なロブショットをベースラインいっぱいに決め勝利を決めた。このショットに会場はどよめき、コバチェビッチは苦笑いを浮かべるしかなかった。
勝利したケプファーは2回戦で同88位の
R・ヒジカタ(オーストラリア)とワイルドカード(主催者推薦)で出場する同288位のE・クイン(アメリカ)の勝者と対戦する。
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