女子テニスの1月29日付WTA世界ランキングが更新され、昨年4月に出産を経て復帰した
E・スイトリナ(ウクライナ)が19位となり、復帰後約10ヵ月でトップ20返り咲きを果たした。
29歳で元世界ランク3位のスイトリナは2022年10月に夫の
G・モンフィス(フランス)との間に第一子を出産。
その後、2023年4月に約1年ぶりにツアーに復帰すると、5月のストラスブール国際(フランス/ストラスブール、レッドクレー、WTA250)で早くも復帰後初優勝。
四大大会では全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)で8強、ウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)で4強入りを果たした。
今季は開幕戦のASB クラシック(ニュージーランド/オークランド、ハード、WTA250)で準優勝。前週の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)では4回戦に駒を進めたものの、背中を痛め途中棄権となった。
全豪オープンでは無念の棄権という結果になったが、大会後に更新された29日付の世界ランキングでスイトリナは19位となり、復帰後約10ヵ月で、2022年3月以来約1年10ヵ月ぶりにトップ20に返り咲いた。
全豪オープンで負った怪我の状態が気になるところだが、スイトリナの今後のさらなる復活劇に期待がかかる。
また、同じく今年出産からの復帰を果たした元世界ランク1位の
大坂なおみや
A・ケルバー(ドイツ)らもスイトリナに続けるか注目される。
■関連ニュース
・大坂 なおみ 2月は3週連続大会出場・BIG3以外の全豪V 2004年以降3人目・全豪OP連覇で亡き父との夢叶える■おすすめコンテンツ
・テニス体験レッスン受付中・無料ドロー作成ツール・世界ランキング