テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は28日に男子シングルス決勝が行われ、第4シードの
J・シナー(イタリア)が第3シードの
D・メドベージェフを3-6, 3-6, 6-4, 6-4, 6-3の逆転で破り、四大大会初優勝を果たして閉幕した。今大会、同種目では35試合がフルセットマッチとなり、これはオープン化以降の全豪オープンで史上最多の記録となった。
>>【動画】22歳シナー 四大大会初V、大逆転で全豪OP優勝決めた瞬間<<>>シナーら全豪オープン組合せ<<14日に開幕した今大会は大会1日目から熱戦が多く繰り広げられ、1回戦だけで19試合がフルセットマッチとなった。
今大会で準優勝となったメドベージェフは決勝戦を含め4試合のフルセットマッチを戦っており、2回戦の
E・ルースブオリ(フィンランド)戦では試合終了時刻が深夜3時40分となる4時間23分の死闘を制した。
28日に全日程が終了した今年の全豪オープン男子シングルスでは35試合がフルセットマッチとなり、これはオープン化以降1998年の31試合を抜き史上最多の記録となった。
四大大会全体でも1983年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)に並び、歴代最多タイの記録となっている。
なお、今大会の女子シングルスでフルセットマッチとなったのは48試合で、これはオープン化以降の四大大会で1989年の全豪オープンと2017年の全米オープンの50試合に次ぐ3番目の記録となった。
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