テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は19日、男子シングルス3回戦が行われ、第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)が第30シードの
T・M・エチェベリー(アルゼンチン)を6-3, 6-3, 7-6 (7-2)のストレートで破り、2年連続16度目のベスト16進出を果たした。試合後の会見でジョコビッチは自身の状態について「まだベストじゃない」と明かした。
>>ジョコビッチ、アルカラスら全豪オープン組合せ<<>>シフィオンテク、サバレンカら全豪オープン組合せ<<36歳で世界ランク1位のジョコビッチが同大会に出場するのは2年連続19度目。昨年も含め全豪オープンでは過去10度の優勝を飾っており、2019年から同大会マッチ28連勝で今大会を迎えた。
同大会11度目の優勝と、四大大会通算25勝目を狙うジョコビッチは、1回戦で予選勝者で同187位の
D・プリシュミッチ(クロアチア)、2回戦で同43位の
A・ポピリン(オーストラリア)を下し、同大会マッチ30連勝を達成し3回戦進出を決めた。
3回戦、ジョコビッチは10本のサービスエースを決めファーストサービスが入ったときに86パーセントの高い確率でポイントを獲得し、試合を通して1度もブレークポイントを与えず。第1セットで1度、第2セットでは2度ブレークに成功し2セットを連取。第3セットはタイブレークの末にものにし、2時間28分で勝利した。
試合後の会見でベストの状態に戻ってきたか問われたジョコビッチは「いや、でも最初の2試合よりは良いプレーができたから、ポジティブな変化だと思う。ゲーム内容もフィジカル的にも良くなってきている。ポジティブな兆候だよ。でも、まだベストのプレーはできていない」とコメントした。
「実際、今夜のようなプレーができたことにホッとしているし、うれしいよ。間違いなく、最初の2試合よりはずっといい。今大会に入ってから、健康面でも体力面でも、そしてゲーム面でも、あまり調子が良くなかった。それが全て繋がっている。テニスの質という点で今大会はベストな状態ではなかったけど4回戦に進めた。大会が進むにつれて物事は進歩していくと信じている。毎日が良くなることを願っているよ」
なお、勝利したジョコビッチは4回戦で第20シードの
A・マナリノ(フランス)と対戦する。マナリノは3回戦で第16シードの
B・シェルトン(アメリカ)を7-6 (7-4), 1-6, 6-7 (2-7), 6-3, 6-4のフルセットで下しての勝ち上がり。
同日には第4シードの
J・シナー(イタリア)、第5シードの
A・ルブレフ、第7シードの
S・チチパス(ギリシャ)、第12シードの
T・フリッツ(アメリカ)、第15シードの
K・ハチャノフらが16強に駒を進めた。
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