男子テニスのロレックス・パリ・マスターズ(フランス/パリ、室内ハード、ATP1000)は2日、シングルス3回戦が行われ、第6シードで昨年王者の
H・ルーネ(デンマーク)が世界ランク54位の
D・アルトマイアー(ドイツ)を6-3, 6-3のストレートで破り、2年連続2度目のベスト8進出を果たした。この結果、準々決勝では昨年決勝の再現となる第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)と顔を合わせることが決まった。
>>ジョコらパリマスターズ組み合わせ<<昨年の同大会では初出場ながら
S・ワウリンカ(スイス)や
H・フルカチュ(ポーランド)、
A・ルブレフ、
F・オジェ アリアシム(カナダ)らを破りタイトルに王手をかけると、決勝ではジョコビッチをフルセットで下し「ATPマスターズ1000」初のトロフィーを掲げた20歳のルーネ。今大会初戦の2回戦では元世界ランク3位の
D・ティーム(オーストリア)をストレートで下し16強入りを決めていた。
3回戦、ルーネは5本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに81パーセントの高い確率でポイントを獲得。アルトマイアーに3度のブレークチャンスを与えたものの、最後のところで踏ん張りブレークを許さなかった。
リターンゲームでは4度のブレークチャンスを創出し3度のブレークに成功。1時間20分でベスト8進出を決めた。
準々決勝で顔を合わせるジョコビッチとは過去2勝1敗。2021年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)1回戦ではジョコビッチに軍配が上がったものの、昨年のロレックス・パリ・マスターズ決勝と今年5月のBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)準々決勝ではルーネがいずれもフルセットで下している。
同日には第5シードのルブレフ、第11シードのフルカチュ、第13シードの
A・デ ミノー(オーストラリア)らが8強へ駒を進めた。
■関連ニュース
・アルカラス 最終戦出場に青信号・元世界1位セリーナが炎上中・“ボールの重さ”に意見「悪化の一途」■おすすめコンテンツ
・テニス体験レッスン受付中・無料ドロー作成ツール・世界ランキング