男子テニスで世界ランク1位の
N・ジョコビッチ(セルビア)と同2位の
C・アルカラス(スペイン)は29日、ロレックス・パリ・マスターズ(フランス/パリ、室内ハード、ATPマスターズ)本戦開幕を前に一緒にトレーニングを行った。
>>【動画】ジョコビッチとアルカラスが共に練習、試合さながらのラリー行う<<>>ジョコ、アルカラスらパリマスターズ組合せ<<36歳のジョコビッチは今季、1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)と6月の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)で優勝。ウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)では決勝でアルカラスにフルセットで敗れ準優勝に終わったものの、全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)では決勝で
D・メドベージェフを下し、四大大会で3つのトロフィーを獲得した。
今シーズンは5勝をあげ、ツアー通算96勝を達成。昨年のロレックス・パリ・マスターズでは
H・ルーネ(デンマーク)に敗れ準優勝となっており、今大会では2021年以来2年ぶり7度目の優勝を目指す。
一方、20歳のアルカラスは今シーズン、ウィンブルドンを含む5大会で優勝。マッチ63勝9敗と好成績を残しているが、グランドスラムで圧倒的な強さを見せるジョコビッチに全米オープン後1位を明け渡している。ロレックス・パリ・マスターズに出場するのは3年連続3度目であるが、昨年は左わき腹を痛め準々決勝を途中棄権した。
そんな世界ランク1位を争う2選手が今回、一緒にトレーニングを行った。試合さながらにラリーを行う場面もあり初戦に向けて汗を流している。
なお、第1シードのジョコビッチは世界ランク31位の
T・M・エチェベリー(アルゼンチン)と同53位の
M・キツマノビッチ(セルビア)の勝者と、第2シードのアルカラスは予選を勝ち上がった同45位の
R・サフィウリンとワイルドカード(主催者推薦)で出場する同83位の
A・ミュレール(フランス)のどちらかと、初戦となる2回戦で対戦する。
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