28日に行われた女子テニスの東レ パン パシフィック オープンテニストーナメント 2023(日本/東京、ハード、WTA500)の2回戦で敗れ、現役最後の試合を終えた世界ランク331位の
土居美咲は翌29日にSNSを更新し、想いをつづった。
>>【画像】土居美咲が現役最後の試合終え想いつづる<<>>綿貫 陽介 アジア大会 決勝 1ポイント速報<<32歳の土居は2016年10月に自己最高となる世界ランク30位を記録し、2015年10月にはBGL・BNPパリバ・ルクセンブルグ・オープン(ルクセンブルグ、 ハード)でツアー制覇も達成。しかし、今年は腰の負傷などもあり出場大会も限られていたなか、東レ パン パシフィック オープンテニストーナメント 2023が現役最後の大会となると発表した。
今大会、土居は予選にワイルドカード(主催者推薦)で出場すると、予選1回戦で世界ランク969位の松田鈴子を下し予選決勝へ。その後、予選決勝の対戦相手が繰り上がりで本戦入りしたことで土居も本戦入りを決めた。
本戦1回戦では世界ランク49位の
P・マルティッチ(クロアチア)をストレートで下し初戦突破を果たしたたものの、2回戦では前週のグアダラハラ・オープン・アクロン(メキシコ/グアダラハラ、ハード、WTA1000)で優勝を飾った世界ランク6位の
M・サッカリ(ギリシャ)にストレート負け。この試合が現役最後の試合となった。
そして、現役最後の試合から一夜明けた29日に土居はSNSを更新し次のようにコメントを残した。
「昨日で現役最後の試合を終えました。引退を決めた当初はこんな良い終わり方が出来るとは思ってもみませんでした。この3ヶ月間、練習もままならない日もあり、もしかしたら最後コートにも立てないかもしれないと不安がよぎった事もありました。しかし、側で支えてくれるトレーナーの猪飼さん、佐藤さん、金子さん、練習相手を務めてくれた選手達、みんなのお陰でここまで戦える状態に持ってくる事が出来ました。本当に感謝しています」
「最後の大会を有明コロシアムという最高の舞台で、沢山のファンや仲間達が見守る中、最高の選手と真剣勝負ができて、最後まで駆け抜ける事が出来ました。こんなに幸せな事はありません。会場では皆さんの大声援の後押しもあり全力を出し切る事が出来ました。本当にありがとうございました」
「そしていつも応援して頂いたスポンサーのミキハウス様、ダンロップスポーツ様、ニューバランス様、本当にありがとうございました。ここまで現役生活を戦い抜く事が出来ました。そして常に味方でいてくれた両親。本当にありがとう」
「こんなに支えて頂き、応援して頂き、最後まで戦い抜けて、今はやり切ったと本当に晴れやかな気持ちです。皆様、本当に本当にありがとうございました!」
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