女子テニスのグアダラハラ・オープン・アクロン(メキシコ/グアダラハラ、ハード、WTA1000)は23日、シングルス決勝が行われ、第2シードで昨年準優勝の
M・サッカリ(ギリシャ)が世界ランク47位の
C・ドールハイド(アメリカ)を7-5, 6-3のストレートで破り、自身2度目のツアー優勝を果たすと共に「WTA1000」初タイトルを掲げた。
>>西岡 良仁vsシュトルフ 1ポイント速報<<>>日比野、シフィオンテクら東レPPO組合せ<<世界ランク9位のサッカリは今季、全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で3回戦敗退となると残りの3つの四大大会では全て初戦敗退。最高成績は先月のムバダラ・シティ・オープン(アメリカ/ワシントン、ハード、WTA500)準優勝となっている。
昨年大会では決勝で
J・ペグラ(アメリカ)に敗れ準優勝となっていた28歳のサッカリ。今大会では初戦となる2回戦で世界ランク157位の
S・ハンター(オーストラリア)、3回戦で同56位の
C・ジョルジ(イタリア)、準々決勝で同180位のE・アランゴ(コロンビア)、準決勝で第3シードの
C・ガルシア(フランス)を下し決勝進出を決めた。
決勝戦の第1セット、サッカリは第3ゲームでブレークに成功するも第8ゲームでブレークバックを許す。それでも終盤となった第11ゲームで2度目のブレークに成功し先行する。
続く第2セット、ファーストサービスが入ったときに72パーセントの確率でポイントを獲得。1度のブレークポイントを凌ぐとリターンゲームでは3度のブレークに成功し、1時間43分で勝利した。
2022年5月21日付の世界ランキングでキャリアハイとなる3位を記録しているサッカリにとって2019年のSARラ・プリンセス・ラーラ・メリヤム・グランプリ(モロッコ/ラバト、レッドクレー、WTA250)以来 2度目のツアー制覇となった。
なお、サッカリは25日に本戦が開幕する東レ パン パシフィック オープンテニストーナメント 2023(日本/東京、ハード、WTA500)に第4シードとして出場を予定。女子テニス協会WTAの新ルールにより1回戦は免除となっている。
■関連ニュース
・鉄壁披露、昨年準Vサッカリ16強・世界8位サッカリ 四大大会3連敗・世界8位サッカリ 初戦で姿消す■おすすめコンテンツ
・テニス体験レッスン受付中・無料ドロー作成ツール・世界ランキング