テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は3日、男子シングルス3回戦が行われ、第6シードの
H・ルーネ(デンマーク)が予選勝者で世界ランク231位のGA・オリヴィエリ(アルゼンチン)を6-4, 6-1, 6-3のストレートで破り、2年連続2度目のベスト16進出を果たした。
>>ジョコビッチ、西岡 良仁ら全仏OP組み合わせ<<>>シフィオンテクら全仏オープン組合わせ<<20歳のルーネは今季、4月のロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)で大会初の準優勝。翌週のBMWオープン(ドイツ/ミュンヘン、レッドクレー、ATP250)では2連覇を達成。さらに先月のBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)では準優勝を果たし、今大会を迎えている。
昨年大会で初出場ながら8強入りした20歳のルーネは今大会、1回戦で世界ランク74位の
C・ユーバンクス(アメリカ)を下し初戦突破。2回戦では対戦予定だった同364位の
G・モンフィス(フランス)が手首の負傷により棄権したため、2年連続の3回戦へ駒を進めた。
この日の第1セット、第2ゲームで先にブレークを許したルーネだったが直後の第3ゲームから5ゲームを連取。サービング・フォー・ザ・セットとなった第8ゲームで1度のブレークバックを許したものの、第10ゲームをラブゲームでキープし先行する。
続く第2セット、ルーネは第3ゲームで4度目のブレークポイントをものにしブレークに成功。そのまま5ゲームを連取し、セットカウント2-0と勝利に王手をかける。
第3セット、第1ゲームでブレークを許したルーネだったが、直後の第2ゲームでブレークバックに成功。その後、第6ゲームでブレークに成功すると第8ゲームではマッチポイントとなるブレークポイントを3度握る。これを活かせなかったルーネだが、サービング・フォー・ザ・マッチとなった第9ゲームをラブゲームでキープし、1時間58分で勝利した。
5月30日に行われた1回戦以来の試合となったルーネは試合後の会見で「2試合に出場すればリズムを保てると思う。試合に臨み、毎日自分のプレーに取り組むことができるからね。でも、一方で、体を十分に休めることができた。うまくやりたいことを調整するために少し練習日を増やせたので、いいことだとも思っている。今日は、最初の試合よりもいいプレーができたと思うので満足している」とコメントした。
勝利したルーネは4回戦で第9シードの
T・フリッツ(アメリカ)と第23シードの
F・セルンドロ(アルゼンチン)の勝者と対戦する。
同日には第4シードの
C・ルード(ノルウェー)、第27シードの
西岡良仁、世界ランク35位の
N・ジャリー(チリ)、同49位のT・マルティン・エチェベリーが16強に駒を進めている。
[PR]5/28(日)~6/11(日)全仏オープンテニス WOWOWで連日生放送!
日本人選手の試合はWOWOWオンデマンドで全試合ライブ配信予定!■放送&配信スケジュールはこちら>
■関連ニュース
・ルーネ「詐欺師みたい」に返答・ルーネとムラトグルーのタッグが終了・西岡、世界11位のルーネ撃破■おすすめコンテンツ
・テニス体験レッスン受付中・無料ドロー作成ツール・世界ランキング