男子テニスのミレニアム・エストリル・オープン(ポルトガル/エストリル、レッドクレー、ATP250)は8日、シングルス準決勝が行われ、第1シードの
C・ルード(ノルウェー)が世界ランク80位の
Q・アリス(フランス)を6-4, 3-6, 7-6 (7-2)のフルセットで破り、今季初のツアー決勝進出を果たした。
>>ティアフォーら ヒューストン組合せ<<今大会初出場となったルードは2回戦、ワイルドカード(主催者推薦)で出場している世界ランク147位の
J・ソウサ(ポルトガル)を4-6, 6-2, 6-2の逆転で、準々決勝で第5シードの
S・バエス(アルゼンチン)を6-3, 6-0のストレートで破り、今季初のツアーベスト4進出を決めた。
この日の第1セット、ルードはファーストサービスが入った時に80パーセントの確率でポイントを獲得。リターンゲームでは1度のブレークに成功し35分で先行する。
続く第2セット、アリスに7本のサービスエースを決められたルードはブレークを奪うことができず。自身のサービスゲームでは1度ブレークを許し、32分で1セットオールに追いつかれる。
迎えたファイナルセット、互いにサービスキープが続き、タイブレークに突入。ルードは3度のミニブレークに成功して2時間10分の接戦を制した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトでルードのコメントを紹介している。
「今回も素晴らしい試合であり、長く、接戦でエキサイティングな試合だった。自分に有利な展開になったことが、とてもうれしい。このような試合を制するには、わずかなチャンスをものにしないとね」
「クウェンティン(アリス)はサーブが素晴らしく、ベースラインからの力も強い。ラリーでリズムをつかむのは大変だったけど、最終的には幸運にも僕の方に転んでくれた」
ルードは決勝で第6シードの
M・キツマノビッチ(セルビア)と対戦する。キツマノビッチは準決勝で世界ランク96位の
M・チェッキナート(イタリア)を6-3, 6-1のストレートで下しての勝ち上がり。
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