男子テニスのカタール・エクソンモービル・オープン(カタール/ドーハ、 ハード、ATP250)は21日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク51位の
E・ルースブオリ(フィンランド)が第6シードの
D・エヴァンス(イギリス)を7-5, 6-4のストレートで破り、2回戦進出を決めた。
>>メドベージェフら カタールOP組合せ<<>>アルカラスら リオOP組合せ<<23歳のルースブオリは昨年2月のタタ・オープン・マハーラーシュトラ(インド/プネ、ハード、ATP250)で自身初のツアー決勝に進出して
J・ソウサ(ポルトガル)に敗れるも準優勝を飾り、さらに昨季はツアーで2度のベスト4進出を果たして11月にはキャリアハイの世界ランク40位を記録した。
初顔合わせとなったルースブオリと世界ランク29位のエヴァンスの一戦は、ブレークの奪い合いからスタートする。さらに第8ゲームでルースブオリがブレークに成功し、第9ゲームでエヴァンスがブレークバックをするも、第12ゲームで再びルースブオリがブレークを決めて第1セットを先取する。
両者計5度のブレークを奪った第1セットに対して、第2セットは互いにサービスキープを続く。ルースブオリはゲームカウント5-4で迎えた第10ゲームで均衡を破り、1時間52分でエヴァンスを破った。
ルースブオリの試合後のコメントが男子プロテニス協会のATP公式サイトに掲載され、「とても嬉しいよ。コートに立つのがとても楽しくて、毎試合上達してどんどん良いテニスができるようになっていると思う」と語った。
「彼(エヴァンス)は僕にタフな時間を与えてくれたし、彼は素晴らしいプレーヤーだ。この試合を乗り切れたことは、とても嬉しい」
「彼はトリッキーなプレーヤーだ、トップ50やトップ100にいる選手たちとは少し違ったプレーをする。スライスも戦術も素晴らしい。僕にはやり方を考えて、サーブをうまく打って、彼にプレッシャーをかけることが必要だった。最終的には、それがうまくできたよ」
勝利したルースブオリは2回戦で、同52位の
J・レヘチカ(チェコ)と対戦する。両者は3度目の顔合わせで、ルースブオリが昨年2戦2勝している。
同日に行われたシングルス1回戦では、第5シードの
R・バウティスタ=アグ(スペイン)、第8シードの
B・ファン・デ・ザンスフルプ(オランダ)、世界ランク68位のクォンスンウらが2回戦進出を決めた。
同大会の第1シードは2020年の大会覇者
A・ルブレフ、第2シードは
F・オジェ アリアシム(カナダ)、第3シードは
D・メドベージェフ、第4シードは
A・ズベレフ(ドイツ)。上位4位シードは1回戦免除のため、22日に行われる2回戦から登場する。
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