女子テニスのムバダラ・アブダビ・オープン(アラブ首長国連邦/アブダビ、ハード、WTA500)は12日、シングルス決勝が行われ、第2シードの
B・ベンチッチ(スイス)が第8シードの
L・サムソノヴァを1-6, 7-6 (10-8), 6-4の逆転フルセットで破り、1月のアデレード国際2(オーストラリア/アデレード、ハード、WTA500)に続き、今季2勝目をあげた。
>>西岡、ダニエルら デルレイビーチOP組合せ<<>>チチパス、メドベージェフら ロッテルダム組合せ<<アデレード国際2で優勝し、全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)ではベスト16に進出を果たすなど好調を維持しているベンチッチ。今大会は世界ランク57位の
M・コスチュク(ウクライナ)、同46位の
S・ロジャース(アメリカ)、第6シードの
B・ハダッド=マイア(ブラジル)を破り決勝に駒を進めていた。
決勝戦、第1セットは2度のブレークを許すなど圧倒され落としたベンチッチは、第2セットに入り息を吹き返し、第4ゲームで先にブレークを奪う。しかし、第9ゲームでブレークバックを許しタイブレークに入ると、3度のマッチポイントを握られるなど崖っぷちに追い込まれる。それでもこれを凌いだベンチッチは自身2度目となるセットポイントをものにしセットカウント1-1に追いついた。
ファイナルセット、2度のブレークに成功したベンチッチはファーストサービスが入ったときに78パーセントの確率でポイントを獲得。サムソノヴァのブレークを1度に抑え2時間48分で接戦を制した。
女子テニス協会のWTA公式サイトにはベンチッチのコメントが掲載された。
「本当にタイトな試合だったし、マッチポイントを握られてから逆転できてうれしい。私はただ、そこにしがみついて、すべてのポイントでスクラムを組みベストを尽くすことを心がけただけなの。本当にいいプレーができたと思うし、タフな試合でもあったわ。私は本当にハードに戦い、試合の中にとどまり、どうにかして逆転することができるということを自分自身に証明することができた」
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