女子テニスでダブルス元世界ランク1位の
S・ストーサー(オーストラリア)は14日、自身のSNSを通じて今年の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で現役を引退すると発表した。
>>西岡、ダニエル、綿貫ら全豪OP男子 組合せ<<>>西岡vsイメル 1ポイント速報<<38歳のストーサーは現在ダブルス世界ランク111位。キャリアでは28個のタイトルを掲げており、四大大会で4度タイトルを獲得。全豪オープンでは2019年に優勝を飾った。
また、シングルスでは自己最高4位を記録。9つのタイトルを獲得し、四大大会では2011年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)を制した。シングルスは昨年の全豪オープンを最後に引退しており、昨年はダブルスに専念。今年の全豪オープンは
A・コルネ(フランス)とのペアでワイルドカード(主催者推薦)で出場することが決まっている。
インスタグラムでストーサーは「メルボルンパークに戻って、21回目の全豪オープンに出場できることをとてもうれしく思っているけど、これが私の最後の大会になることを考えると、複雑な心境です。大好きなホームスラムで、オージーファンや友人、家族の前でプレーを終える機会を得たことに、とても幸せで感謝している」とコメント。
「大好きなスポーツから引退することを決めたけれど、心のどこかで、いつまでもプレーを続けていたいという気持ちもある。競技としてテニスをすること、ツアーに参加することで得られる素晴らしい経験や感情、そしてほぼ生涯をかけてやってきたことがなくなるのは、とても寂しいことだと思う。このスポーツの伝説的な選手との対戦など、印象的な試合がたくさんあり、振り返ってみて、自分のキャリアにどれだけ感謝しているかを考えることができる」
「素晴らしい両親であるダイアンとトニー、兄弟のドミニクとダニエル、パートナーのリズと娘のイービー、そしてコーチ、フィジカルトレーナー、ドクター、長年にわたってスポンサーになってくださった方々に、心からのお礼を申し上げたい。その他にも、舞台裏で、そして世界中で私を助け、支えてくれた人たちがたくさんいる。あなた方が誰であるかはご存知でしょう。あなた方なしでは成し遂げられなかったことを理解してほしい。そして直接お礼を伝えたい」
「今は、私が大好きなスポーツをする理由である素晴らしいファンの前で、最後にもう一度コートに立つこと、そしてこの素晴らしい旅を楽しむことを楽しみにしている」
そして引退発表から一夜明けた15日、全豪オープンの開幕前会見に登場し自分の口から引退に際してのメッセージを語った。
「泣かずに乗り切れるように頑張りたいわ。みんな泣かないでね。この時に至るまで、常に難しい決断を迫られてきた。シングルスを引退したとき、去年はまだすべてをやり遂げる準備ができていなかった。だから昨年はダブルスでプレーした。けど、私のホームグランドスラムであるこの場所で、この日を迎えることができた。友人や家族、たくさんの人に支えられている。確かにタフな決断だったけど、正しい選択だったと思う。正しい決断だと思っているわ」
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