2023年1月2日に開幕する女子テニスのASB クラシック(ニュージーランド/オークランド、ハード、WTA250)は1日、シングルス予選決勝が行われ、世界ランク138位の
日比野菜緒が世界ランク146位の
J・クリスティアン(ルーマニア)を6-3, 4-6, 6-2のフルセットで破り、本戦入りを果たした。
>>西岡、ジョコビッチらアデレード国際1組み合わせ<<>>西岡vsルーネ 1ポイント速報<<28歳の日比野は今年11月のITFツアー W60安藤証券オープン(日本/ 東京、ハード、ITF)以来となる公式戦。同大会では初戦突破を果たしたものの、2回戦で世界ランク310位のK・ザワツカ(ウクライナ)に敗れていた。
2023年シーズン開幕戦となるASB クラシック予選は2試合に勝利すると本戦入りの権利が与えられる。日比野は前日に行われた予選1回戦で予選第10シードの
C・バンデウェイ(アメリカ)を2-6, 7-6 (11-9), 6-2の逆転で下し勝ち上がりを決めていた。
この日の第1セット、第1ゲームから3ゲーム連取に成功した日比野。第4ゲームで1度のブレークバックを許すも、終盤の第9ゲームで3度目のブレークを奪い、先行する。しかし、続く第2セットでは第7ゲームでブレークを許し、セットカウント1-1に追いつかれる。
迎えたファイナルセット、第2・第6ゲームでブレークに成功した日比野がゲームカウント5-1とリード。第7ゲームで1度のブレークバックを許すも、第8ゲームでブレークを奪い、2時間3分で勝利した。
勝利した日比野は本戦1回戦で第7シードの
D・コビニッチ(モンテネグロ)と顔を合わせる。両者は2度目の顔合わせで日比野の1勝。初対戦は2016年のニューヘブン・オープン(アメリカ/ニューヘブン、ハード、WTA500)の予選1回戦であり、6-4, 6-4のストレート勝ちをおさめている。
また、同大会の予選には
内島萌夏が第3シードとして出場していたが、第8シードのE・ルス(ルーマニア)に4-6, 1-6のストレートで敗れ、本戦入りとはならなかった。
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