第58回島津全日本室内テニス選手権大会(京都/島津アリーナ京都、室内ハード、ITF W60)は25日、女子シングルスとダブルスの決勝が行われ、それぞれ優勝者が決定した。
同大会は1965年から開催されており、日本のテニス大会としては大正製薬リポビタン 全日本テニス選手権97th(東京/有明、ハード)に次いで2番目に長い歴史を持つ大会となっており、今年は女子部門が国際大会のITF W60として行われている。
前週まで開催された男子では、シングルスは
西脇一樹(Team REC)、ダブルスは第4シードの河野甲斐/
田口涼太郎(近畿大学)組が優勝を飾っている。
この日、シングルス決勝では予選勝者の
加藤未唯が第4シードの
ユリコ ミヤザキ(イギリス)と対戦。第1セットではブレークを奪い合う展開となるも3度のブレークに成功し先行する。
しかし、続く第2セットでは序盤で4ゲーム連取を許した加藤。1度もブレークチャンスを掴むことができずセットカウント1-1に追いつかれる。それでも迎えたファイナルセット、第6ゲームでブレークに成功すると第8ゲームで2度目のブレークを奪い、1時間41分で勝利した。
また、同日に行われたダブルスでは
小堀桃子/
L・クムクーム(タイ)組が第2シードのリャン・エンシュオ(台湾)/ ウー・ファンシェン(台湾)と対戦。第1セットを6-2で先取したものの、第2セットと10ポイントマッチのファイナルセットをものにされ、準優勝となった。
25日に行われたシングルス・ダブルス決勝の結果(ドロー順に記載)。
【女子シングルス決勝の結果】
(Q)加藤未唯 vs. (4)ミヤザキ, 6-4, 2-6, 6-2
【女子ダブルス準決勝の結果】
小堀桃子/ クムクーム vs. (2)リャン/ ウー, 6-2, 6-7 (5-7), [2-10]
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