男子テニスのアトランタ・オープン(アメリカ/アトランタ、ハード、ATP250)は30日、シングルス準決勝が行われ、第6シードの
J・ブルックスビー(アメリカ)が第4シードの
F・ティアフォー(アメリカ)を6-1, 6-4のストレートで破り、キャリア3度目のATPツアー決勝進出を果たすとともに初タイトルに王手をかけた。
>>大坂らムバダラ・シリコンバレー・クラシックの組合せ<<>>インターハイ団体 組合せ・結果<<21歳のブルックスビーは昨年7月のホール・オブ・フェーム選手権(アメリカ/ニューポート、芝、ATP250)と今年2月のダラス・オープン(アメリカ/ダラス、室内ハード、ATP250)で決勝進出を決めていたが、いずれも準優勝となっていた。
この試合、ブルックスビーはファーストサービスが入ったときに87パーセントの高い確率でポイントを獲得。序盤で3ゲームを連取すると第6ゲームでもブレークを奪って先行する。
続く第2セットでは第1ゲームでいきなりブレークに成功。その後はサービスキープが続き、サービング・フォー・ザ・マッチとなった第10ゲームで6度目のマッチポイントをものにし、1時間35分で勝利した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにブルックスビーのコメントを掲載し「今日は本当に強く立ち向かったと思う。すごく気合を入れて臨んだ。第2セット序盤もその状態をキープできたと思う。でも、彼(ティアフォー)はその後はより良いプレーをし始めたんだ。終盤は少しナーバスになっていたよ」と語った。
勝利したブルックスビーは決勝で第3シードで2019年大会の王者
A・デ ミノー(オーストラリア)と対戦する。デ ミノーは準決勝で世界ランク53位の
I・イヴァシカを5-7, 6-2, 6-2の逆転で下しての勝ち上がり。デ ミノーとブルックスビーは初対戦となる。
デ ミノーとの決勝についてブルックスビーは「明日は良い試合になると思う。ワクワクするよ。決勝戦はいつも本当にエキサイティングなんだ」と述べた。
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