テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は24日、女子シングルス2回戦が行われ、世界ランク74位のキンウェン・ゼンが第19シードの
S・ハレプ(ルーマニア)を2-6, 6-2, 6-1の逆転で破り、初の3回戦進出を果たした。
>>全仏OP男子組合せ・結果<<>>全仏OP女子組合せ・結果<<19歳のゼンは今大会が初出場で、1回戦では世界ランク62位の
M・ザネブスカ(ベルギー)を6-3, 6-1のストレートで下しての勝ち上がり。一方、2018年に同大会を制覇している元世界ランク1位のハレプは1回戦で同165位のN・シュンク(ドイツ)を6-4, 1-6, 6-1のフルセットで下し、2年ぶりの出場で初戦突破を決めた。
両者は1月のメルボルン・サマー・セット1(オーストラリア/メルボルン、ハード、WTA250)の準決勝でも対戦。この時は6-3, 6-2のストレートでハレプが勝利していた。
2度目の顔合わせとなったこの日は序盤、第1ゲームからハレプがブレークに成功すると、第7ゲームでもブレークを奪って第1セットを先行する。
続く第2セットでも最初にブレークを奪ったハレプだったが、直後の第4ゲームにゼンがブレークバック。その後2度のブレークから5ゲームを連取して1セットオールとする。
ファイナルセット、勢いに乗ったゼンは序盤に3ゲームを連取すると、終盤にも3ゲームを連取。1時間56分で同一戦を制した。
女子テニス協会のWTAは試合後のゼンのコメントを公式サイトに掲載。次のように試合を振り返っている。
「とてもいい気分だわ。私にとって2度目のグランドスラムなので、コートに立つすべてのチャンスを楽しんでいる。いつも通り自分のベストを尽くすようにしているし、今日のプレーはとてもよかったと思う」
「メルボルンでの試合(前回対戦)では、彼女が非常に安定した選手であることを学んだし、あの時はコート上であまり我慢ができなかった。今回は、もっと我慢して、ラリーで勝てるチャンスを見つけようと思っていた。だから、今日はコート上で自分の力を発揮できてよかったし、それが勝利につながったの」
勝利したゼンは3回戦で世界ランク40位の
A・コルネ(フランス)と対戦する。コルネは2回戦で第13シードの
J・オスタペンコ(ラトビア)を6-0, 1-6, 6-3のフルセットで下しての勝ち上がり。
同日には第1シードの
I・シフィオンテク(ポーランド)、第3シードの
P・バドサ(スペイン)、第7シードの
A・サバレンカらが3回戦へ駒を進めている。
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