10日に開幕する女子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、WTA1000)は6日、世界ランク140位の
D・ヤストレンスカ(ウクライナ)にワイルドカード(主催者推薦)を与えると発表した。
>>高校センバツ 男女団体組合せ<<同大会は公式ツイッターで、本戦出場予定だった世界ランク29位の
C・ジョルジ(イタリア)の欠場を発表。それに合わせ、ワイルドカードで参加予定だった同80位の
大坂なおみが本戦出場ラインに到達したためワイルドカードが1枠あまり、その分がヤストレンスカに渡ると説明した。
21歳のヤストレンスカがBNPパリバ・オープンに出場するのは昨年10月以来 5カ月ぶり。同大会は新型コロナウイルス感染拡大の影響で昨年3月に行うことができず、秋開催となっていた。10月の前回大会では2回戦で
P・バドサ(スペイン)に敗れている。
ヤストレンスカはロシアが侵攻した際、ウクライナの自宅に家族と共におり地下駐車場に避難して2晩を過ごしていた。その後、26日にSNSを更新し、妹とウクライナを出国。無事であることを投稿したのち、オープン6thサンス-メトロポール デ リヨン(フランス/リヨン、ハード、WTA250)にワイルドカードで出場。決勝に進出したものの、
ザン・シュアイ(中国)に逆転負けを喫している。
BNPパリバ・オープンには世界ランク2位の
B・クレチコバ(チェコ)や同3位の
A・サバレンカ、同4位の
I・シフィオンテク(ポーランド)、同5位の
A・コンタベイト(エストニア)、同6位のバドサ、同7位の
M・サッカリ(ギリシャ)、同8位の
Ka・プリスコバ(チェコ)ら上位勢が出場を予定しているが、世界ランク1位の
A・バーティ(オーストラリア)はコンディション不良の影響で欠場となった。

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