テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は17日、男子シングルス1回戦が行われ、世界ランク99位の
西岡良仁は予選から出場している同123位の
R・アルボット(モルドバ)に3-6,4-6,6-4,2-6で敗れ、2020年以来2年ぶり5度目の初戦突破とはならなかった。
>>ナダルら全豪OP組み合わせ<<>>ナダル 1回戦 1ポイント速報<<7年連続の全豪オープン本戦となった西岡は大会初日の第1試合に登場。この日は第1ゲームでブレークする立ち上がりとなったものの、直後の第2ゲームではバックハンドのミスが重なりブレークバックを許す。その後もボレーミスなどでフラストレーションが溜まった西岡は第8ゲームでブレークされ第1セットを落とした。
第2セットでも流れが掴めなかった西岡は、再びバックハンドショットをネットにかけて第3ゲームで先にブレークを許す。第4ゲームでブレークバックした西岡だったが、第7ゲームではアルボットにボレーを決められ先行されると、最後はブレークを奪われラケットを投げ捨てフラストレーションをあらわにした。
第2セット終了後にトイレットブレークを挟み切り替えを図った西岡は、互いにサービスゲームをキープして迎えた第10ゲームでブレーク。セットカウント1-2とした。
第4セットも序盤はサービスゲームのキープを続けるが、第5ゲームでブレークを許し万事休す。その後も挽回できずに2時間34分で敗れ、昨年に続き全豪オープン2年連続の初戦敗退を喫した。
予選からマッチ4連勝で初戦突破を決めたアルボットは、2回戦で第30シードの
L・ハリス(南アフリカ)とワイルドカード(主催者推薦)で出場している世界ランク160位の
A・ブキッチ(オーストラリア)(オーストラリア)のどちらかと対戦する。
全豪オープンの第2シードは
D・メドベージェフ、第3シードは
A・ズベレフ(ドイツ)、第4シードは
S・チチパス(ギリシャ)、第5シードは
A・ルブレフ、第6シードは
R・ナダル(スペイン)、第7シードは
M・ベレッティーニ(イタリア)、第8シードは
C・ルード(ノルウェー)。第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)はオーストラリアのビザ(査証)失効のため欠場となった。
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