男子テニスのシドニー・テニス・クラシック(オーストラリア/シドニー、ハード、ATP250)は14日、準決勝が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場している世界ランク135位の
A・マレー(イギリス)が第4シードの
R・オペルカ(アメリカ)を6-7 (6-8), 6-4, 6-4の逆転で破り、2019年10月のヨーロピアン・オープン(ベルギー/アントワープ、室内ハード、ATP250)以来 約2年3か月ぶりのツアー決勝進出を果たした。
>>ジョコビッチ、西岡ら全豪OP組み合わせ<<>>大坂 なおみ 1回戦 1ポイント速報<<第1セット、マレーはオペルカに1度もブレークを許さないプレーを披露。タイブレークでマレーは最初の4ポイントを失うも、6-6に追いつく。しかし、最後の2ポイントを奪えず53分で先行される。
第2セットの第3ゲームでブレークに成功し、セットカウント1-1とする。ファイナルセットではファーストサービスが入った時に84パーセントの確率でポイントを獲得。1度のブレークに成功し、2時間24分で勝利した。
試合後には「また決勝に進出できたことはもちろん素晴らしいことだ。今回もタフな試合だったよね。彼(オペルカ)に対しては、常に窮屈な思いをさせられていた。どちらにしてもチャンスは少ないのが普通だ」と語った。
「第1セットを失った後は、明らかに彼が後ろに下がっているように感じたが、サーブをしっかり打てた。第2・第3セットではサーブもよく、全体的にかなりスマートな試合をしていたと思う。彼に多くの機会を与えることがなく、いい勝ち方が出来た」
勝利したマレーは決勝で第1シードの
A・カラツェフと第3シードの
D・エヴァンス(イギリス)の勝者と対戦する。
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