男子テニスのロレックス・パリ・マスターズ(フランス/パリ、室内ハード、ATP1000)は5日、シングルス準々決勝が行われ、第7シードの
H・フルカチュ(ポーランド)が世界ランク55位の
J・ダックワース(オーストラリア)を6-2,6-7 (4-7),7-5のフルセットで破ってベスト4進出を果たすとともに、14日に開幕する最終戦のNitto ATPファイナルズ(イタリア/トリノ、室内ハード)初出場を決めた。
>>ジョコビッチ、ズベレフら パリ・マスターズ組み合わせ<<>>ジョコビッチvsフリッツ 1ポイント速報<<この試合に勝利すれば、無条件でNitto ATPファイナルズへの出場が決まるフルカチュは序盤からダックワースをストローク戦で圧倒。サービスゲームではファーストサービスが入ったときに80パーセントの高い確率でポイントを獲得しブレークチャンスすら与えないプレーを披露した。
リターンゲームでは強烈なパッシングショットを決めるなど第4ゲームから2度のブレークを含む5ゲームを連取して第1セットを先取した。
第2セットに入っても勢いの落ちないフルカチュだったが、ダックワースもサービスを中心にブレークを許さず。迎えたタイブレークではダックワースに終始主導権を握られセットカウント1-1に追いつかれた。
ファイナルセットでも互いにブレークすることができないまま終盤に入るが、ゲームカウント6-5で迎えた第12ゲーム、フルカチュが積極的にネットへ出るなどこのセット初のブレークに成功しゲームセット。2時間13分で勝利を決めた。
Nitto ATPファイナルズ初の出場を決めたフルカチュは準決勝で第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)と世界ランク26位の
T・フリッツ(アメリカ)のどちらかと対戦する。
一方、敗れたダックワースは「ATPマスターズ1000」初の4強入りとはならなかった。
[PR]男子テニスATPツアー マスターズ1000 パリ
11/1(月)~11/7(日)
WOWOWオンデマンドで配信!■放送&配信スケジュールはこちら>
■関連ニュース
・錦織 圭 リハビリの様子を公開・錦織ら日本勢 1日付世界ランク・西岡、右手首負傷で今季終了■おすすめコンテンツ
・テニス体験レッスン受付中・無料ドロー作成ツール・世界ランキング