男子テニスのエルステ・バンク・オープン（オーストリア/ウィーン、室内ハード、ATP500）は２９日、準々決勝が行われ、第２シードの
Ａ・ズベレフ（ドイツ）が第６シードの
Ｆ・オジェ アリアシム（カナダ）を6-4, 3-6, 6-3のフルセットで破り、ベスト４進出を果たした。
＞＞【YouTube】近畿大学に潜入、強さの秘密とは?! 松田龍樹や田口涼太郎らに独占インタビュー＜＜この試合、ファーストサービスが入った時に８２パーセントの高い確率でポイントを獲得したズベレフは１度しかブレークを許さず。リターンゲームではオジェ アリアシムに１２本のサービスエースを決められるも２度のブレークに成功し、２時間５分の熱戦を制した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにズベレフのコメントを掲載し「またしても自分で自分を苦しめてしまった。そんなことはもう起こらないようにしないといけないね」と語った。
「１つの簡単なミスで第２セットを落としてしまった。でも、第３セットで巻き返せたので自分を誇りに思っている」
勝利したズベレフは準決勝で世界ランク４２位の
Ｃ・アルカラス（スペイン）と対戦する。アルカラスは準々決勝で第３シードの
Ｍ・ベレッティーニ（イタリア）を6-1, 6-7 (2-7), 7-6 (7-5)のフルセットで下しての勝ち上がり。
アルカラスについてズベレフは「彼（アルカラス）は大きく成長した。彼は大きく前進したし、素晴らしい選手だから試合を楽しみにしている」と述べた。
同日には第７シードの
Ｊ・シナー（イタリア）と世界ランク４９位の
Ｆ・ティアフォー（アメリカ）が４強入りを果たした。
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