男子テニスのエルステ・バンク・オープン(オーストリア/ウィーン、室内ハード、ATP500)は25日、シングルス1回戦が行われ、第3シードの
M・ベレッティーニ(イタリア)が予選勝者で世界ランク77位の
A・ポピリン(オーストラリア)を7-6 (7-3),6-3のストレートで破り、初戦突破を果たした。また、この結果により11月14日から開幕する最終戦のNitto ATPファイナルズ(イタリア/トリノ、室内ハード)への出場が決まった。
>>西岡vsファン・デ・ザンスフルプ 1ポイント速報<<>>西岡らサンクトペテルブルク・オープン組み合わせ<<世界ランク7位のベレッティーニはこの試合、5本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに79パーセントの確率でポイントを獲得。ポピリンに1度もブレークチャンスを与えないプレーを披露し、1時間32分で勝利をおさめた。
25歳のベレッティーニがNitto ATPファイナルズに出場するのは2019年以来2年ぶり2度目。一昨年は
N・ジョコビッチ(セルビア)、
R・フェデラー(スイス)らに敗れてラウンドロビンで敗退している。また、今年からは過去12年間にわたり開催されていたロンドンではなく、イタリアのトリノで行われることが決定しており、ベレッティーニにとっては母国でNitto ATPファイナルズに出場できる経験となった。
男子プロテニス協会のATPが運営する公式ツイッターにはベレッティーニのコメントが掲載された。
「僕の言葉では、いま心に感じる幸せを表現することはできない。本当に言葉では言い表せないほどの喜びだ。ホームが私のことを本当に誇りに思ってくれていることを願っている」
Nitto ATPファイナルズにはすでにジョコビッチや
D・メドベージェフ、
S・チチパス(ギリシャ)、
A・ズベレフ(ドイツ)、
A・ルブレフの5名が出場を決めており、ベレッティーニを加え6名が決定。出場参加資格は今季の獲得ポイント上位8名のため、残りは2枠となった。
エルステ・バンク・オープン2回戦でベレッティーニは世界ランク25位の
N・バシラシヴィリ(ジョージア)と対戦する。バシラシヴィリは1回戦で同18位の
P・カレノ=ブスタ(スペイン)をフルセットで下しての勝ち上がり。
同日には元世界ランク1位の
A・マレー(イギリス)、世界ランク32位の
A・デ ミノー(オーストラリア)、同42位の
C・アルカラス(スペイン)らが初戦突破を決めた。
今大会の第1シードはS・チチパス、第2シードはA・ズベレフ、第4シードは
C・ルード(ノルウェー)、第5シードは
H・フルカチュ(ポーランド)、第6シードは
F・オジェ アリアシム(カナダ)、第7シードは
J・シナー(イタリア)、第8シードは
D・シュワルツマン(アルゼンチン)。フルカチュは1回戦でマレーに敗れ姿を消している。
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