テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は12日、男子シングルス決勝が行われ、第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)は第2シードの
D・メドベージェフに4-6,4-6,4-6のストレートで敗れて男子で1969年の
R・レーバー(オーストラリア)以来52年ぶりとなる史上3人目の「年間グランドスラム(1年で全ての四大大会制覇)」の偉業を達成することはできなかった。
>>【YouTube】ヨネックス 新作「V CORE PRO」を徹底検証<ウインザー新宿店 前編><<9度目の顔合わせとなったこの日、第1ゲームでブレークを許したジョコビッチはその後もメドベージェフにファーストサービスが入ったときに100パーセントの確率でポイントを奪われるなどリターンゲームで挽回できずに第1セットを落とした。
第2セットに入っても勢いを取り戻せないジョコビッチはポイントを落としラケットを破壊するなど乱調。ブレークを奪うことができずにセットカウント0-2と崖っぷちに追い込まれる。
第3セット、2度のブレークを許したジョコビッチだったが、メドベージェフのサービング・フォー・ザ・チャンピオンシップとなった第8ゲームで1度ブレークに成功。3ゲームを連取し一矢報いるも、第10ゲームをキープされ力尽き、通算成績を5勝4敗とした。また、ジョコビッチは歴代最多となる四大大会21度目の制覇を狙っていたが、タイトルを手にすることはできなかった。
一方、勝利した25歳のメドベージェフは悲願となる四大大会初制覇となった。
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