男子プロテニス協会のATPは８日に公式サイトで、９日から開幕するナショナル・バンク・オープン（カナダ/トロント、ハード、ATP1000）に第２シードで出場するＲ・ナダル（スペイン）のコメントを掲載。ナダルは「まだ最高潮ではないけれど、足の感覚はよくなってきている」とコメントした。

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昨年は新型コロナウイルスの影響により大会が中止となっていたため、ナダルは同大会に２連覇を成し遂げた２０１９年以来２年ぶり１４度目の出場。２年ぶり６度目の優勝、大会３連覇を狙う。

「１日１日頑張っていくしかない。この大会の目標はプレーと感覚の向上だ。ただ動きへの自信と痛みをおさめるために数週間必要だ。ここには優勝を狙って来ているし、ワシントンのときよりはいい練習ができている」

ナダルは前週のシティ・オープン（アメリカ/ワシントンDC、ハード、ATP500）で６月の全仏オープン（フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム）以来 約２カ月ぶりにツアーへ復帰。３回戦でＬ・ハリス（南アフリカ）にフルセットで敗れた。

「ワシントンでの２回戦では足がつらかったけど、３回戦ではいい感じがした。負けてしまったけれど、ポジティブなことだった。コートでの感覚を取り戻すことが重要。また戦うために足の痛みなく数日間プレーし続ける必要がある」

ナショナル・バンク・オープンはシード勢が１回戦免除のため、ナダルは２回戦からの登場。初戦ではハリスとＢ・シュナー（カナダ）の勝者と対戦する。

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