男子テニスで世界ランク1位の
N・ジョコビッチ(セルビア)は20日にインスタグラムで、ウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)優勝の自身が描かれた絵を投稿し、子ども時代の頃などについて思いをつづった。
「少し遅いけど、ウィンブルドンの投稿に遅すぎるということはない。誰が描いたのかはわからないけど、この素晴らしい作品について少し書きたい。この絵を始めてみた時、僕はとても感動した
「子どもの頃と、テニスへの第1歩を思い出した。子どもの頃、ウィンブルドンのトロフィーを部屋にある素材を見つけて作った。そして鏡の前で『僕はノヴァーク・ジョコビッチ。ウィンブルドンのチャンピオンだ』と言っていた」
「僕にとって神聖で元も特別な大会を6度も制すことができたのは非現実的だ。ウィンブルドンの聖なる芝の上でたくさんの美しい瞬間を経験できたことに感謝している。僕の想像は現実的だったということだ。他の子どもたちのように、僕も夢を見て、まるでもう達成できたかのように100パーセント叶うと信じた。想像して視覚化することは大きな力になる」
「子どもたちの夢と想像は、愛とモチベーションの最も純粋な形となる。幸運なことに、テニスでのスターになれることを夢見て信じることを後押ししてくれた両親と親しい人がキャリアにいた。誰しもがそれぞれ望んだ最大のゴールに到達できるわけではない。親として、子供たちの夢を尊重し、サポートするような愛情ある環境を作ることは、社会やスポーツのエコシステム全体に多くの奇跡をもたらすと信じている」
ジョコビッチは24日に開幕が迫った東京オリンピック(日本/東京、ハード)に向け出発したことを報告。34歳のジョコビッチは2008年のオリンピック(中国/北京、ハード)で銅メダルを手にしており、東京大会では初の金メダル獲得を目指している。
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