テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は10日、女子ダブルス決勝が行われ、第3シードの
シェ・シュウェイ(台湾)/
E・メルテンス(ベルギー)組が
V・クデルメトバ/
E・ヴェスニナ組を3-6, 7-5, 9-7の逆転で下し、優勝をおさめた。
>>ジョコビッチvsベレッティーニ 1ポイント速報<<第1セット、2度のブレークを許して先取されたシェ/メルテンス組は、第2セットも先にブレークされ、4-5でクデルメトバ/ ヴェスニナ組のサービングフォーザマッチを迎える。このゲームで2度のマッチポイントを握られるも、これを凌いで3ゲーム連取に成功して1セットオールに。
ファイナルセット、シェ/メルテンス組が第8ゲームでブレークして5-3でサービングフォーザマッチを掴むも、ここをブレークされて決め切れず。その後は一進一退の展開が続き、ゲームカウント8-7で迎えた第16ゲームをシェ/メルテンス組がブレークし、2時間30分の激闘の末に栄冠を手にした。
シェとメルテンスがペアを組むのは今回が5大会目。準決勝で第5シードの
青山修子/
柴原瑛菜組を6-4, 1-6, 6-3で下して同ペアで初の決勝進出を果たし、2試合連続でフルセットを制して初タイトルを獲得した。
これまでグランドスラムのダブルスにおいて、シェはウィンブルドンで2013年と2019年の2度、2014年の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)で優勝をおさめており、通算4勝目。メルテンスは
A・サバレンカとのペアで制覇した2019年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)、今年の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)に続く通算3度目の優勝をおさめた。
また同日に行われた女子シングルス決勝は、第1シードの
A・バーティ(オーストラリア)が第8シードの
Ka・プリスコバ(チェコ)を6-3, 6-7 (4-7), 6-3のフルセットで破って大会初優勝を果たし、オーストラリア勢の女子では1980年のE・グーラゴン(オーストラリア)以来41年ぶりに制覇する快挙を成し遂げた。
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