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ジョコ WB16度目の初戦突破

ノヴァーク・ジョコビッチ
初戦突破を果たしたジョコビッチ
画像提供: ゲッティイメージズ
テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は28日、男子シングルス1回戦が行われ、第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)が世界ランク253位のJ・ドレイパー(イギリス)を4-6,6-1,6-2,6-2の逆転で破り、16度目の初戦突破を果たした。

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新型コロナウイルスの感染拡大のため2019年以来2年ぶりの開催となるウィンブルドン。初の顔合わせとなったこの日、ジョコビッチはセンターコートの初戦となった芝コートで転倒するなどリズムを掴むことができずにいると、思い切りのいいプレーをするドレイパーにブレークを許し、第1セットを落とす。

しかし、第2セットでは主導権を握り2度のブレークを奪うと、サービスゲームではファーストサービスが入ったときに93パーセントの高い確率でポイントを獲得。5本のサービスエースを決めるなどブレークを与えることなくセットカウント1-1に追いつく。

その後も流れを渡さなかったジョコビッチは第3・第4セットでもブレークされることなく、ワイルドカード(主催者推薦)で出場している19歳のドレイパーを2時間で撃破した。

2019年以来2年ぶり6度目のウィンブルドン制覇を狙うジョコビッチは、2回戦で世界ランク102位のK・アンダーソン(南アフリカ)と同209位のM・トマス・バリオス ベラ(チリ)のどちらかと対戦する。

一方、敗れたドレイパーは四大大会初の初戦突破とはならなかった。

今大会の第2シードはD・メドベージェフ、第3シードはS・チチパス(ギリシャ)、第4シードはA・ズベレフ(ドイツ)、第5シードはA・ルブレフ、第6シードはR・フェデラー(スイス)、第7シードはM・ベレッティーニ(イタリア)、第8シードはR・バウティスタ=アグ(スペイン)

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(2021年6月28日23時42分)



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