女子テニスのBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、プレミア5)は16日、シングルス2回戦が行われ、第4シードの
E・スイトリナ(ウクライナ)が世界ランク36位の
A・パブリュチェンコワ(ロシア)を6-3, 7-6 (7-4)のストレートで破り、今年3月のアビエルトGNP・セグロス(メキシコ/モンテレイ、ハード、 インターナショナル)以来約6カ月ぶりの公式戦を白星で飾った。
>>錦織らBNLイタリア国際 対戦表<<>>錦織vsムセッティ 1ポイント速報<<スイトリナはアビエルトGNP・セグロスで今シーズン初タイトルを獲得していたが、直後に新型コロナウイルスの影響でツアーが中断。ツアー再開後もヨーロッパで調整を行っていたため、今大会が復帰戦となった。
上位8シードは1回戦免除のため、この試合が最初の試合となったスイトリナは第1セットを先取すると、第2セットでは互いに3度ずつブレークを奪い合う激しい展開となりタイブレークに突入。最後はスイトリナが振り切り、1時間45分で勝利を決めた。
女子プロテニス協会のWTA公式サイトにはスイトリナのコメントが掲載されている。
「クレーコートに対する準備がこれまでのキャリアで1番長く取れた。今はとても快適に動けているし、少なくとも自分自身がより良い動きをするための行動はできている。実際、コートに出てプレーできて幸せだった。アナスタシア(パブリュチェンコワ)はとても良い戦いをしていたから最後まで根気強くプレーしなければいけなかった。集中して戦うことが大切。2セットで終えることができたのは本当に素晴らしかった」
26歳のスイトリナはベスト8進出をかけて、3回戦で第14シードの
A・コンタベイト(エストニア)と世界ランク38位の
S・クズネツォワ(ロシア)のどちらかと対戦する。
同日には第1シードの
S・ハレプ(ルーマニア)、第2シードの
Ka・プリスコバ(チェコ)、第10シードの
E・リバキナ(カザフスタン)、第11シードの
E・メルテンス(ベルギー)らが3回戦へ駒を進めた。
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