オーストラリアテニス連盟は22日、四大大会を通算8度制したA・クーパー(オーストラリア)氏が亡くなったと発表した。83歳だった。死因は明らかにしていない。
>>YouTube テニス365チャンネル<<【ダニエル 太郎】後編 ラケットバッグの中を公開、苦悩の2019年を明かすクーパー氏は1936年に生まれ国別対抗戦デビスカップやオープン化以前の四大大会に参加。全豪選手権で3度、全仏選手権で2度、ウィンブルドン選手権で1度、全米選手権で2度タイトルを獲得し、レジェンドとしてオーストラリアのテニス史に名を残している。
オーストラリアテニス連盟のCEOであるクレイグ・タイリー氏は「アシュリー(クーパー)は優れた選手であると同時に優れた経営者でもあった。彼の死は非常に残念だ。テニス界への貢献はコートだけのみならず、その外にもある。クイーンズランド・テニスセンターやブリスベンのパット・ラフター・アリーナなどの建設も手掛けた。彼の妻であるヘレンや残された家族に心からお悔やみを申し上げたい」とコメントを残した。
クーパー氏はこれまで、オーストラリア勲章や国際テニスの殿堂入り、クイーンズランド・テニスやオーストラリアテニスでの殿堂入りなど多くの栄誉に輝いている。
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