男子テニスのNitto ATPファイナルズ(イギリス/ロンドン、室内ハード)は16日、シングルス準決勝が行われ、第3シードの
R・フェデラー(スイス)は第6シードの
S・チチパス(ギリシャ)に3-6, 4-6のストレートで敗れ、2015年以来4年ぶり11度目の決勝進出とはならなかった。
>>ティームvsチチパス 1ポイント速報<<>>ATP最終戦の組み合わせ表<<この日、フェデラーは12本のブレークポイントを握るも1度しかチャンスを活かすことができなかった。第2セットの第10ゲームでは2本のブレークバックのチャンスをつかむも、最後はチチパスにサービスエースを決められて1時間36分で敗退した。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはフェデラーのコメントが掲載されており「彼(チチパス)は本当にいいプレーをしていた。ボールを早くとらえていた。ほとんどで思うようなラリーに持ち込めなかった。望んでいたレベルのプレーをさせてもらえなかったと思う」と落胆した。
「彼はループボールも打てるし、決めにもいけるから、早いコートでも遅いコートでもいいプレーができると感じる。彼のテニス人生において、それはとても有効になるだろう」
「彼のフットワークが攻撃的なプレーにつながっている。短いボールはどれもアタックしてくる。彼はそれをとてもとてもうまくやっていると思う。テニス界でも素晴らしい選手の1人」
「これでシーズンが終わった。できることは全てやった」
一方、決勝へ進出したチチパスは、第5シードの
D・ティーム(オーストリア)と優勝を争う。ティームは準決勝で第7シードの
A・ズベレフ(ドイツ)をストレートで下しての勝ち上がり。
Nitto ATPファイナルズは8選手が2グループに分かれてリーグ戦を行い、各グループの上位2名が決勝トーナメントに進出。リーグ戦1位通過者は、もう一方のリーグ戦2位通過者と準決勝で対戦する。
【グループ・アンドレ・アガシ】(1)
R・ナダル(スペイン) 2勝1敗
(4)D・メドヴェデフ 0勝3敗
(6)S・チチパス 2勝1敗
(7)A・ズベレフ 2勝1敗
【グループ・ビヨン・ボルグ】(2)
N・ジョコビッチ(セルビア) 1勝2敗
(3)R・フェデラー 2勝1敗
(5)D・ティーム 2勝1敗
(8)
M・ベレッティーニ(イタリア) 1勝2敗
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