女子テニスのW&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、WTAプレミア)は16日、シングルス準々決勝が行われ、第1シードの
A・バーティ(オーストラリア)が世界ランク33位の
M・サッカリ(ギリシャ)を5-7, 6-2, 6-0の逆転で下してベスト4進出を果たすと同時に、19日発表の世界ランキングで
大坂なおみから1位奪取に王手をかけた。
>>W&Sオープン対戦表<<今年6月の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)で四大大会初優勝を飾ったバーティは、この日1時間44分でサッカリを振り切った。
女子プロテニス協会のWTA公式サイトにはバーティのコメントが掲載されており「序盤はいいプレーができたけど、やっていたことが機能しなくなっていった。サッカリがリスクをかけてプレーし、それが成功していた。私はいいサービスを打ち、スライスでテンポを変えなければならなかった」と振り返った。
準決勝では、世界ランク153位の
S・クズネツォワ(ロシア)と対戦する。ワイルドカード(主催者推薦)で出場している元世界ランク2位のクズネツォワは準々決勝で第3シードの
Ka・プリスコバ(チェコ)を逆転で下しての勝ち上がり。
決勝へ進出すると世界ランク1位へ返り咲くバーティは「ボールだけを見続けるようにする。勝ったらランキングは、そのまま上がっていくはず。シンシナティで新しい領域にいれることに興奮している」と意気込んだ。
同日の準々決勝で第2シードの大坂は世界ランク22位の
S・ケニン(アメリカ)と対戦したが、ファイナルセットの第2ゲームを終えた時点で左膝の負傷により途中棄権した。
「男子テニスATPツアー マスターズ1000 シンシナティ」
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