テニス界の不正行為を防止するTIUは1日、2018年の春に
M・トランジェリティ(アルゼンチン)氏が、違反行為を行った3人のアルゼンチン選手の証人となり、違反を取り締まる機関(Tennis Anti-Corruption Program)へ証言していたと掲載した。
TIUは「常に証人の身元を守ることである。それに伴い、今回の証人であるトランジェリティ氏に関する詳細を発表することはできない」とし、証人の安全を優先する方針。
同時に「トランジェリティ氏が今回の件について、なぜTIUへ協力したのかという本人の意思を深く考慮する。彼(トランジェリティ)の証言を包み隠さず発表し、TACPへの協力含め、行動を記録する」としている。
TIUが公式サイトで、発表した今回の事案の内容は以下の通り。
■トランジェリティ氏はプロテニス選手全員が合意しているTACPの条項に従い、第3者から違反行為をするようなアプローチがあったことを率先してTIUへ報告した
■トランジェリティ氏がTIUによる調査や容疑、制裁の対象者になってはいない
■提供した情報に対して金銭の要求や司法取引、合意のためにTIUへ金銭を払うなどの行為は行われなかった
最後にTIUはトランジェリ氏の今回の行動に「テニスに対して真摯に対応し、不正行動を試みる選手に対しての行動は素晴らしい」と称賛した。
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