女子テニス協会のWTAは28日に公式サイトで、元世界ランク32位の
B・ヨバノフスキ(セルビア)が現役を引退すると発表した。
26歳のヨバノフスキは英語とセルビア語で自身のフェイスブックに綴った。
「プロテニス選手としての最初のページに終わりを迎えた。テニス選手としてのキャリアは幕を閉じた。何度も考え、数多くのけがと手術の後、最終決断を下すのは難しかった。まだテニスや公式戦への情熱はあるけど、体がついていくことができない」
ヨバノフスキは2010年にデビューすると、2年後にはバクー・カップでツアー初優勝を飾った。
国別対抗戦のフェドカップにも出場し、2011年にはハート・アワードを受賞していた。
5年間に亘る代表で8試合に出場し、2012年には準優勝へ導いた。キャリアを通して2度のツアー優勝、2013年の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)では4回戦へ進出した。
手首と肩のけがで2年間ツアーから離れていたヨバノフスキは、今年の2月に行われたサンクトペテルブルク女子オープンで復帰。その後は継続的にITFサーキットやWTA大会の予選にチャレンジしていた。
選手としてのキャリアに終止符を打つ決断を下したが、今後の人生設計においてもテニスが中心となる生活は続く。
「テニスから多くのことを与えられ、人生を豊かにもしてくれた。世界中を旅する機会に恵まれ、多くの人々と出会い、永遠の友達にもなれた。将来においても、テニスは自分の人生の大きな部分を占め続ける。次の目標は心理学部を卒業して、テニスの活動を続けること。でも次はコーチとして。テニスは私の人生であり、愛情であり、それが変わることはない」
「
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