男子テニスのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)は11日、シングルス準々決勝が行われ、第1シードの
R・ナダル(スペイン)は第5シードの
D・ティーム(オーストリア)に5-7, 3-6のストレートで敗れ、ベスト4進出とはならなかった。
>>錦織らローマ対戦表<<>>錦織vsロペス 1ポイント速報<<昨年の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)からクレーコートで圧倒的な強さを見せていた王者ナダルだったが、この日は武器であるフォアハンドでミスを連発、球が浅くなった時には強打された。マッチポイントではティームにフォアハンドのウィナーを決められ、1時間56分で準々決勝敗退となった。
男子テニス協会のATPの公式サイトには、ナダルのコメントが掲載されている。
「挽回しようと努めていた。何度もそうしようとした。でも、そうするための十分なテニスができなかった。今日は彼(ティーム)の方がいいプレーをしていた。それが今日の試合の結末。時には、やりたいプレーができない日もある。同時に、対戦相手が素晴らしいテニスをしていた。彼の勝利を祝福したい。それだけ。今日はコースが読めなかった。彼のフォアハンドを攻略するのに、いいショットが打てなかった」
この日の敗戦でナダルのクレーコートでの連勝は21でストップ、連続取得セット数の記録は50で止まった。さらに14日に発表の世界ランキングでは1位から陥落することが確定した。
一方、ナダルから3度目の勝利をあげたティームは、準決勝で第6シードの
K・アンダーソン(南アフリカ)と対戦する。アンダーソンは準々決勝で予選から勝ち上がってきた世界ランク95位のD・ラヨビッチをフルセットで下しての勝ち上がり。
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【放送予定】
2018年5月13日(日)~5月20日(日)
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