テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は10日目の24日、男子シングルス準々決勝が行われ、第2シードの
R・フェデラー(スイス)が第19シードの
T・ベルディヒ(チェコ)を7-6 (7-1), 6-3, 6-4のストレートで下し、3年連続のベスト4進出を果たした。
>>全豪OP 男子対戦表<<>>フェデラーvsチョン 1ポイント速報<<この日、第2ゲームでいきなりブレークされたフェデラーだったが、第9ゲームでブレークバックに成功。徐々に調子を上げたフェデラーは、ストロークでベルディヒを左右に走らせ、タイブレークをものにして第1セットを先取する。
1ブレークを守り切って続く第2セットを奪うと、第3セットもバックハンドのダウン・ザ・ラインを決めて第5ゲームで2度目のブレークに成功。安定した試合運びでリードを守り、ストレート勝ちをおさめた。
フェデラーはこの試合で、ベルディヒとの対戦成績を20勝6敗とした。
準決勝では、世界ランク58位の
チョン・ヒョン(韓国)と対戦する。チョンは、同日の準々決勝で同97位の
T・サングレン(アメリカ)をストレートで下しての勝ち上がり。
フェデラーは今大会、1回戦で世界ランク51位のA・ベデネ(スロベニア)、2回戦で同55位の
J・シュトルフ(ドイツ)、3回戦で第29シードの
R・ガスケ(フランス)、4回戦で同80位の
M・フチョビッチ(ハンガリー)をそれぞれストレートで破ってベスト8に駒を進めていた。
昨シーズンは、全豪オープン決勝で
R・ナダル(スペイン)との激闘を制して5度目のタイトルを獲得。さらにウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)など、計7大会で優勝を飾った。
一方、敗れたベルディヒは全豪オープン3年ぶり3度目のベスト4進出とはならなかった。
■関連ニュース
・快進撃喜ぶあまり母親が骨折・主審に怒り「仕事お粗末」・フェデラー「圭は素晴らしい」■おすすめコンテンツ
・錦織掲示板・選手フォトギャラリー・世界ランキング・スコア速報