女子プロテニス協会のWTAは5日、公式サイトで世界ランク29位の
P・クヴィトバ(チェコ)と同30位の
L・サファロバ(チェコ)がそれぞれ選手達からの投票で選ばれる賞を受賞したと発表した。
サファロバは『ピーチー・ケルメイヤー・プレイヤー・サービス・アワード』、そしてクヴィトバは『カレン・クランツケ・スポーツマンシップ・アワード』をそれぞれ受賞した。
いずれの賞も、共にツアーを回っているWTAプレイヤー達からの投票で選出される。
『ピーチー・ケルメイヤー・プレイヤー・サービス・アワード』は、1977年から始まり、選手会での貢献度や、他の選手達に代わって率先した行動などが評価される。
これまでは
K・クレイステルス(ベルギー)、
N・プラット(オーストラリア)、
F・スキアボーネ(イタリア)、
P・シュライバー(アメリカ)、
V・ウィリアムズ(アメリカ)などが受賞していた。
また、『カレン・クランツケ・スポーツマンシップ・アワード』はプロテニス選手として手本になる行動、他の選手への尊敬を表す態度をとる、フェアプレーで他の選手達へ親切な対応をするなど、それらがコートの中でも外でも行われている選手に与えられるもの。
1978年から始まったこの賞はこれまで、クレイステルス、
E・デメンティエワ(ロシア)、
A・イバノビッチ(セルビア)、
L・ダベンポート(アメリカ)、
C・エバート(アメリカ)、
E・グーラゴン=コーリー(オーストラリア)らが受賞していた。
サファロバは『ピーチー・ケルメイヤー・プレイヤー・サービス・アワード』を4年連続、クヴィトバは『カレン・クランツケ・スポーツマンシップ・アワード』で今回が過去7年間で6度目の受賞となった。
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