男子テニスの下部大会であるダンロップ・スリクソン・ワールドチャレンジ(日本/愛知県豊田市、カーペット、ATPチャレンジャー)は18日、シングルス準決勝が行われ、第2シードの
M・エブデン(オーストラリア)が世界ランク262位のH・ハーカス(ポーランド)を4-6, 6-4, 7-6 (7-2)の逆転で下し、決勝進出を果たした。
決勝では、第7シードのC・エメリー(フランス)と対戦する。エメリーは同日の準決勝で第5シードの
J・ミルマン(オーストラリア)を7-6 (7-4), 6-7 (4-7), 6-2の接戦の末に下し、前週の兵庫ノア・チャレンジャー2017(日本/兵庫、室内ハード)に続き2週連続で決勝進出を決めた。
第7シードのエメリー
29歳のエブデンは、今季7月のホール・オブ・フェーム選手権(アメリカ/ニューポート、芝、ATP250)でツアー初の準優勝を飾り、楽天ジャパン・オープン(日本/東京、ハード、ATP500)2回戦では世界ランク8位の
D・ゴファン(ベルギー)から第1セットを先取する善戦を繰り広げた。
また、同日にはダブルス決勝も行われ、M・パーセル(オーストラリア)/
A・ウィッティントン(オーストラリア)組がR・ゴンザレス(フィリピン)/
C・ルンカット(インドネシア)組を6-3, 2-6, [10-8]のフルセットで下し、優勝を飾った。
(左から)ウィッティントン、パーセル、ルンカット、ゴンザレス
今大会に出場していた日本勢は、第3シードの
伊藤竜馬が準々決勝で途中棄権したことにより全選手が敗退。先日行われた兵庫ノア・チャレンジャー2017(日本/兵庫、室内ハード)で優勝した
マクラクラン勉/
内山靖崇組は、準決勝で逆転負けを喫した。
ダンロップ・スリクソン・ワールドチャレンジは今年で10周年を迎え、2017年が最後の開催となる。
18日に行われた男子シングルスの結果は以下の通り。
(2)M・エブデン 4-6, 6-4, 7-6 (7-2) H・ハーカス
(7)J・エメリー 7-6 (7-4), 6-7 (4-7), 6-2 (5)J・ミルマン
写真撮影:大澤泰紀
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