男子テニスのロレックス・パリ・マスターズ(フランス/パリ、室内ハード、ATP1000)は2日、シングルス3回戦が行われ、第9シードの
J・イズナー(アメリカ)が第6シードの
G・ディミトロフ(ブルガリア)との激闘を7-6 (12-10), 5-7, 7-6 (7-3)のフルセットで制し、ベスト8進出を果たした。
>>ナダルらパリ・マスターズ 対戦表<<この日、両者一歩も譲らない接戦を繰り広げ、サービスキープのままタイブレークへ突入。デュースが続く中、最後はディミトロフのダブルフォルトでイズナーが第1セットを先取する。
続く第2セットでも一進一退の攻防が続いたが、第12ゲームで精彩を欠いたイズナーはダブルフォルトを犯してディミトロフにブレークを許し、セットカウント1-1となる。
迎えたファイナルセット、ギアを上げてきたディミトロフに第6ゲームでブレークされ、第9ゲームでサービング・フォー・ザ・マッチとなったが、イズナーが土壇場でブレークバックに成功してこの試合2度目のタイブレークへ。
その後、ポイントを連取したイズナーがディミトロフを引き離し、2時間45分におよんだ激闘に終止符を打った。
準々決勝では、第13シードの
J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)と対戦する。デル=ポトロは、同日の3回戦で
R・ハーセ(オランダ)をストレートで下しての勝ち上がり。
世界ランク14位のイズナーは今大会、初戦の2回戦で
D・シュワルツマン(アルゼンチン)をフルセットで下しての勝ち上がり。
昨年のロレックス・パリ・マスターズでは、
M・チリッチ(クロアチア)らを下して準優勝を飾っている。
一方、敗れたディミトロフは、シーズン最終戦のNitto ATPファイナルズ(イギリス/ロンドン、室内ハード)の初出場が決定している。
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